代表挨拶
この最も基本的な原則を実現することが、どの組織においても最大の課題の一つであり、多くの経営者、管理者、社員・職員ひとり一人の悩みを生んでいます。私も企業や地方自治体の研修を通じて、目標達成に向けた意欲を持った組織づくりを実現することの困難さや悩みと正面からぶつかりながら研修を進めてきました。今日ほど、この原則を実現させることが難しい時代は無いのかもしれません。それはなぜかといえば、組織の中で働く人々はひとり一人、自分の人生と欲求を持っており、その方向性が厳しい時代を生き抜くための組織の目標と一致するとは限らないからです。
研修の中で組織目標と個人目標の統合ということを訴えても、現実はそうはいかないという諦めの声も多く聞きます。しかし、一方で真に人間を大切にする組織が成功する時代にもなっています。人間を大切にするビジョンを描き、高い壁が立ちふさがっても、それを乗り越えて実現を目指している組織を人々は求めています。こういう時代だからこそ、私たち人財開発研究所は、真に人を大切にする人づくり、組織づくりの支援を愚直に掲げて参りたいと思います。
人財開発研究所はその名の通り、ひとり一人の人間の可能性を追求し、開花させるための〝人財〟を〝開発〟する会社です。研修を通じて、組織ビジョンや組織経営の中に人を大切にするポリシーを打ち出し、ひとり一人の顧客や社員・職員の心の声に耳を傾け、人々が真に幸福を感じられるような組織を作っていけるリーダーの育成支援を行ってまいります。
また、働くひとり一人の社員や職員のみなさんに、自らを肯定し、自信を持って自分を活かしていくことが、組織を成長させ、発展させることに繋がるのだというメッセージを送り続けて参ります。みなさまのより一層のご支援、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。